アスファルトというと、道路に使われているというイメージがあります。 何故コンクリートでは駄目なのでしょうか?その秘密は耐久性にあります。 コンクリートはカチカチに固まってしまうために、一定の力を加えると簡単に割れてしまいますが、 アスファルトは柔軟性があるため、道路など車や様々なものが通るところに適しているのです。 アスファルトにはその他にも様々なメリットがあります。 その一つが、高い防水性です。コンクリートだけでは防水性に乏しいため、その上をアスファルトで覆って防水するという方法が取られていることがあります。 ところで、夕立の匂いが大好きという方も多いのですが、あの匂い、実はアスファルトの匂いだということをご存知ですか?日中の日差しで熱せられたアスファルトが雨によって急激に冷えることであの匂いが出ると言われています。 そんなに匂いがして大丈夫なんだろうか?という方もいますが、心配は無用です。 確かにアスファルトには人体に有害と言われている硫化水素や一酸化炭素が含まれていますが、これはごく僅かな量で、法令に基づいた基準値を満たしているものですので、人体には影響はありません。 工事中にもよく臭ってくることがありますが、これも同様に人体に影響はありません。