皆さんはアスファルトの舗装面に灯油などの燃料油をこぼしたことはありませんか? さて、灯油を始めとした燃料油とアスファルトには、ある共通点があります。そう、実は2つとも原料が石油なんです。 地中不覚から掘り出された原油には様々な成分が含まれているのですが、これを蒸留して揮発する温度別に振り分けて行くと、最後に残るのがアスファルトのような残渣物で、灯油はその上澄みのようなものです。 さて、元々が同じ原料なだけに、この2つの油は簡単に混ざりあうことが出来ます。 つまり、アスファルト舗装面に灯油などをこぼすと、溶けてしまう訳です。 灯油を買いに行った時にガソリンスタンドの敷地内を見ていただけるとわかりますが、アスファルトで舗装されている部分は無いはずで、全部コンクリートの舗装にしてあるのはそれが理由です。 冬も本番を控えて石油暖房機器を使う機会も増えてくるでしょうが、灯油タンクなどに保管しているタンクから移し替える時、お家の外で作業されることもあるかもしれません。 お家の前の駐車場がアスファルト舗装になっている方は、十分ご注意ください。 また、もしこぼした時は、その部分の舗装面に穴が空いてしまうことになるので、早急に修繕が必要です。 当サイトにご相談いただければ、小規模な舗装についても対応できる場合がございます。どうぞお気軽にお電話ください。