アスファルト舗装は、高温に熱したアスファルトを地面に敷き詰めて冷やす事で固めています。秋から冬にかけては、外気温が低くなる一方ですから、施工時間が短くなる傾向にあります。ただしこれは、施工を早く行わないと熱したアスファルトが、変な形状で固まってしまうという事にもつながります。 手早く作業することがポイントになるということですが、例えば私達がアスファルトを購入してきて、熱したアスファルトを施工するというのはあまりおすすめできる方法ではありません。理由はアスファルトの冷えが早い分、本来意図しない形で固まっ得ツィまうからです。 アスファルトは一度固まると、その後施工し直すには削りとってもう一度アスファルトを塗り直す必要がありますが、削りとったアスファルトは産業廃棄物扱いになりますから、処理が大変な手間です。早く冷える分、手早く作業するには人手もいります。そんな人員が直ぐに確保できるでしょうか? アスファルト舗装というのは、砂利舗装のように砂利を敷いて終わりというものではなく、アスファルトを敷く前に、地面の転圧、砂利などで路盤を形成しておく必要があります。路面を平らに整形するためのローラーを始めとする、舗装専用の器具も沢山必要ですから、私有地のごく限られた範囲のアスファルト舗装であっても、業者に依頼することをオススメします。