この寒い時期になりますと、不安になってしまうのが路面の凍結です。自動車がスリップすれば大事故になることもありますし、歩行者や自転車がスリップすれば骨を折るような重傷を負ってしまうこともあるでしょう。そのため、スタッドレスタイヤなり凍結防止剤が必要になるのですが、中には、凍結に強いタイプのアスファルト舗装があることをご存知でしょうか。
そのようなアスファルト舗装は「凍結抑制舗装」とも呼ばれています。凍結抑制舗装には、凍結防止剤を添加して氷を溶かす「化学系」、舗装をたわませて凍結面を剥がして路面を露出させる「物理系」、その両方を合わせた「物理・化学系」の三種類があります。このような凍結抑制舗装を設ける事によって、スリップ事故などを抑止するのはもちろん、路面管理のコスト低下や除雪効率の向上などが期待されています。
この舗装は、主に豪雪地帯や山間部、交差点や踏切前などに施工されている事が多いです。このような舗装に興味をお持ちでしたら、一度アスファルト舗装業者とご相談されてはいかがでしょうか。通常のアスファルト舗装と比べて費用はかかりますが、安全のためには取り入れてみるのも良いかもしれません。