道路を走っていても良く見かけるのが、アスファルトのひび割れです。固いアスファルトがあんなひび割れを起こす理由をご存知ですか? このひび割れの最も大きい原因は雨や雪からもたらされる水分です。黒に近い色のアスファルトの表面は、太陽の熱で膨張して膨れ上がります。そして、太陽が沈み、外の温度が下がると収縮するのです。この膨張と収縮の繰り返しが、水分を表面から内部へと導き入れ、外部の温度変化に沿って内部の水分は膨張しアスファルトを押し上げます。そして収縮して水分はアスファルトを元に位置に戻します。 この様な現象が、毎晩とても頻繁に行われているためひび割れ発生の原因となっているのです。 また、少しヒビが生まれるとその隙間かに水が溜まりそこでも膨張と収縮が繰り返されるためヒビがどんどん拡張されていきます。 そのため最近では、アスファルトの防水工事も頻繁に行われているのです。 ひび割れの原因が水分であるため、この防水工事がどれ程需要を高めていっているかお分かりいただけるのではないでしょうか。 もし自宅などでもアスファルトやコンクリートにヒビが入っていたら要注意です。ヒビが拡張する前に、工事を行う事をおすすめします。