アスファルトといいますと、多くの人はお馴染みの濃い灰色のアスファルトを思い浮かべる事でしょう。アスファルトは頼もしい舗装方法ではありますが、どうしても見た目が地味になってしまうという欠点がありました。アスファルトの表面へカラー材を吹きつけるという施工方法がありますが、カラー材が劣化してしまうと白華現象によって白く変色してしまったり、アスファルトの伸縮によってカラー材がひび割れてしまうという問題もありました。そのような経験から、今では全く異なる方法でアスファルトを鮮やかにする施工方法が採用されています。
まず、アスファルト混合物に顔料を加えたり、元々着色されている骨材を混ぜるという方法があります。色が付いているという点以外は通常のアスファルトと性能も施工方法も変わりません。他には、薄層モルタル工法によってペーパーテンプレートを貼り付け、高いデザイン性と耐久性の向上を実現する工法もあります。特に後者の方法は施工が容易で施工期間も短く済むため、人気の工法といえます。
アスファルトは道路に使用されていることが多いですが、個人のお庭や駐車場を舗装する事も多いです。アスファルト舗装は、一度施工すれば何十年と使用することができます。デザインの面でも後悔しないように、一度デザイン性の高いアスファルト舗装をスタッフの方と相談してみてはいかがでしょうか。