道路の舗装工事でよく使われるアスファルトですが、なぜ道路の舗装工事によく使われるのかご存知ですか?それはアスファルトを使うメリットが大きいからです。よく混同されがちですが、アスファルトとコンクリートは別物です。素材から違うのですが、原油からガソリンやそのほかの油成分を抜き取ったあとに残る物がアスファルトになります。一方コンクリートは砂や砂利をセメントで固めた人工的なものになります。 実は耐久度だけで言えばコンクリートのほうがよかったりするのですが、道路の舗装工事にはアスファルトが使われます。理由の1つとしてアスファルトは工事が終わってから自動車の通行可能までの時間が早いということです。コンクリートは完全に固まるまでは自動車の通行ができませんが、アスファルトは転圧後、温度が下がれば通行可能になります。更にコンクリート比べると自動車の走行性がよくタイヤの摩耗も少なくなるというところです。ただ利点だけではなく欠点もあります。特に夏になると軟化し、轍(わだち)ができやすくなってしまうということ。ですが、比較的加工がしやすいため補修がし易いという点を考えるとその欠点も補えていると言えるでしょう。 全てが利点というわけではありませんが、欠点も補える点を考えると、アスファルトこそが道路の舗装には最適と言えるかもしれません。補修を希望される方も舗装を検討されている方もぜひご相談ください。