今や見たことがないという人はいないくらいアスファルトは普及しています。アスファルト舗装をしているところを見かけたりしますが、一体どんなものなのでしょうか。アスファルトのおおもとの原料、それは原油です。天然のアスファルトもあるそうなんですが、現在の主流は、原油から精製された人工アスファルトだそうです。街中で見かけるアスファルトは、硬く敷き詰められていますが、アスファルトに色々混ぜたものを使用しているにすぎません(一部地域では、混ぜられた後のものをアスファルトと呼んでいるそうです)。しかし、原油と言われてもちょっと想像しにくいかと思われますので、簡単に説明いたしますと、原油からガソリンなどといった、使える油を取っていき、残ったものを蒸留するとアスファルトと呼ばれるものになります。そのアスファルトに、砂などを混ぜると、道路などに使われているアスファルト合材になり、私たちがよく見かけるものとなります。アスファルトは、そうした性質から、粒度の違うアスファルト合材を作ることができ、排水や、撥水といた用途に使うことができますし、目的に応じてアスファルト舗装を行いやすくなっています。この使い勝手の良さに加えて、固まりやすいという特徴もあり、温度が低いほど硬化していきます。道路でよく使われている理由は、扱いやすく、固まるのが早いので、交通規制を長時間行わずに済むところにあるのでしょう。もし、ご自身の敷地の舗装を行おうと思っている方、アスファルトでやってみるのもいいのではないでしょうか。