アスファルトを使用しているところで灯油をこぼすとどうなるかご存知でしょうか?実は灯油をこぼした箇所が溶けてしまうのです。 これはアスファルトも灯油も同じ原油から作られているものということが関係しています。 アスファルトは、原油の中でも蒸発しきれずに残った物、灯油は沸点が高いので蒸留された部分と考えても良いのですが、元を正せば同じものということで、混ぜると簡単に結合してしまいます。 アスファルト舗装は、アスファルトと骨材と呼ばれる砂利、砂などがくっついて出来ているものですが、一方のアスファルトが灯油と一緒になると、結合が切れてしまい、あとに残るのは骨材だけとなるので、見た目ではアスファルトが溶けていくように見えるのです。 同じようなことは軽油やガソリン、エンジンオイルでも起きるので、ガソリンスタンドの床面は、コンクリート舗装になっています。これはもちろん、ガソリンなどが垂れることが考えられるためです。 ただし、ご家庭などの場合、駐車場などをアスファルト舗装にしていて、そこで万が一買ってきた灯油缶をひっくり返してしまったり、オイル交換をしていてうっかりオイルをこぼしてしまうと、アスファルトに穴が空くことになります。 万が一の時は補修も可能な当サイトへご連絡ください。